こんにちは、天野です。
スト5攻略講座第5回ということで、
今回は、タイトルの“離し”Vリバーサルや”遅らせ小技”Vリバーサルを中心に、Vリバーサルの入力方法について網羅的に解説していきたいと思います。
※また、今回の内容についても動画でも解説しておりますので、併せてご覧ください。
Vリバーサルの基本情報
まずは、言うまでもないと思いますが、Vリバーサルというシステムに関して、基本的な情報をおさらいしていきましょう。(以下Vリバとする)
Vリバとは、
ガード硬直中にレバーの前要素+キャラクターによってPPPもしくはKKKを同時押しすることで、
Vゲージを1本消費して発動し、スタン値200の回復と、ガード硬直をキャンセルして打撃または移動などキャラクターによって固有の動きをするというシステムです。
ざっくり言えば、相手の攻めを切り返すためのシステムと言えますね。
※打撃系のVリバーサルは画面端に追い込んだ相手に対して攻め継続の意味合いで使うこともあります。
このVリバをうまく使えるかは試合展開においてかなり重要です。
というわけで次からは、Vリバの使い方について解説していきます。
Vリバの使い方「確定Vリバ」と「最速Vリバ」
そもそも、Vリバの使い方には、大きく分けて
- 相手の大攻撃など、Vリバ打撃が確定する技をガードしたのを確認してから出す「確定Vリバ」
- 起き上がりなどに画面を見ないで相手の技をガードするであろうタイミングで出す「最速Vリバ」
の二種類が存在します。
それぞれにメリットデメリットがあり、
確定VリバはVリバ確定技を見てからVリバをかけるので、小技などにVリバをかけてVゲージを無駄にすることがないというメリットがありますが、
その反面、中攻撃などの、最速でVリバをかけないとVリバ打撃が確定しない技に対してはVリバを打つことができません。
一方最速Vリバは、中攻撃などにもVリバ打撃を確定させられやすいというメリットがありますが、
その反面、小技にVリバをかけてしまい、Vリバ打撃が確定しないどころか小技→投げでVリバが投げられてしまう、ないしは、相手が打撃を重ねてこなかった際にVリバとして入力していた前+PPPorKKKが漏れてしまうという欠点があります。
(※この漏れた大攻撃がクラカンしてラッキーというケースは結構ありますが)
このあたりは状況に応じて使い分けていく必要があります。
具体的には、ある程度余裕があるときは「確定Vリバ」、スタン間近で何としてもスタン値を回復したい時は「最速Vリバ」を狙っていくというような感じですね。
Vリバの入力方法(基本編)「斜め下Vリバ」
さて、前置きが長くなってしまいましたが、前提知識のおさらいをしたところで、
本題のVリバの入力方法について解説していきます。
みなさん、もしかしてVリバを前+PPPorKKKで入力していませんか?
キャラクターにもよりますが、それは間違いかもしれません。
どういうことか順を追って説明していきます。
まず、Vリバの入力方法は前要素+PPPorKKKです。
つまり、前要素さえ入っていれば、斜め上でも、斜め下でもいいわけです。
「どの入力でも結局Vリバが出るなら同じだろ」
と思われるかもしれませんが、違いは漏れた時に現れます。
つまり、前述した最速Vリバをしていたけれど、相手が打撃を重ねてこなかった場合ですね。
その場合に漏れるのは、それぞれ、
前+PPPorKKKだと、前+強攻撃
斜め上+PPPorKKKだと、前ジャンプ+上り強攻撃
斜め下+PPPorKKKだと、斜め下+強攻撃
です。
多くのキャラの場合、前+強攻撃は特殊技が設定されていることが多く、そういった技は発生が遅い場合が多いです。(例:リュウの大ゴスや、ケンの紫電など)
ただ、斜め下+強攻撃で特殊技が設定されていることは少ないため、普通にしゃがみ強攻撃が出ます。
(※Vリバコマンドと被っている斜め下+強攻撃の特殊技を持つのはベガだけだと思われます。)
つまり、多くのキャラの場合、斜め下打撃の方が発生の早い技が出せるということです。
さらに、前要素+KKKでVリバが出るキャラクターについては、斜め下+KKKでVリバを出すと大足が出ますが、これがとても強力です。
なぜなら、Vリバコマンドの打撃が漏れた=相手が打撃を重ねていなかった≒後ろ下がりで投げシケ狩りを狙っている可能性が高いので、下段の大足が刺さりやすいのです。
以上の理由から、Vリバが漏れたときのことを考えると、斜め下+PPPorKKKでVリバを出す方が良いキャラクターが多いのです。
自分のキャラクターが、どのコマンドでVリバを出すべきなのかは、一度調べてみて下さい。
※また、斜め上+KKKorPPPのVリバについてですが、ファジージャンプとVリバを兼ねられるので強いかなとも思ったんですが、上りでジャンプ強攻撃が出てしまう点が微妙だと考え、あまり触れませんでした。ただ、今後何らかの形で用途が生まれるかもしれません。
さて、ここまでVリバのコマンドが漏れてしまった際を想定した話をしてきましたが、
相手が打撃を重ねていなくても、Vリバのコマンドが漏れなかったとしたらどうでしょうか?
次は、この記事のタイトルにもある、そんな夢の方法、「離しVリバ」について解説していきます。
Vリバの入力方法(応用編)「離しVリバ」
さて、このブログタイトルを見てクリックしてくれた方々は、
「早く離しVリバとファジーコパVリバについて話せ!」
と思われているかもしれません。
お待たせしました。ここから離しVリバについて説明していきます。
ではまず、「離し」について軽く解説すると
スト5などの格闘ゲームでは、必殺技などを出しやすくするために、ボタンを押した時だけではなく、ボタンを離した時もコマンド入力として受け付けています。
「離し」では通常技は出ず、必殺技などのコマンド技のみ受け付けているのです。
そしてそのコマンド技としてVリバも離しで入力できるのです。
つまり、あらかじめPPPorKKKを押しっぱなしにしておいて、前要素+ボタン離しで「最速Vリバ」をした場合、相手が打撃を重ねていればVリバが出ますし、相手が打撃を重ねていない場合、通常技や特殊技は離し入力に対応していないため、何も技が出ないのです。
この入力を知った時、なるほどなぁと軽く感動してしまいました。
この離しVリバは、ローリスクで「最速Vリバ」を使いたい時におすすめです。
ダウン中にPPPorKKKを押しっぱなしにして準備をしておいて、使ってみましょう。
Vリバの入力方法(応用編)「遅らせ小技Vリバ」
最後に「遅らせ小技Vリバ」について解説していきます。
先に入力方法から紹介すると、
相手の打撃重ねをガードするタイミングで小技を押し(≒遅らせ小技)、その直後にVリバのコマンドを入力するというものです。
この入力をすると、相手が打撃重ねをしてきた場合はほぼ最速のVリバが出て、相手が打撃重ねをしてこなかった場合は遅らせ小技が出ます。
使い道としては、相手が打撃重ねは出来るけど、投げは重ならないような状況で、打撃重ねにはVリバをしたいけど、投げには打撃でカウンターを取りたいというような場面などがあります。
注意点としては、波動コマンドのあるキャラクターは波動コマンドの必殺技が漏れやすいので、斜め下Vリバを意識しましょう。
まとめ
このように、ひとくちにVリバといってもこんなに多種多様な入力方法があります。
それぞれの入力方法を適切なタイミングで使えば、勝率アップ間違いなしだと思います。
正直私自身も適切に使い分けられている自信はないので、一緒に頑張って行きましょう。
また、質問や、情報の誤りを発見された方は、お気軽にコメントやTwitterまでご連絡ください。
長々とご覧いただきありがとうございました
ではまた!
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