こんにちは天野です。この記事ではナッシュの技で、ヒットしたのを確認してキャンセルする際の猶予フレーム、そしてヒット確認のやり方のコツについてまとめていきます。
・確認猶予F一覧
(※数え方はヒットフレームを0とする数え方に統一する)
前中K確認…13F
中サイス確認、屈中P確認…14F
前大K確認…15F
屈大P確認、中足確認…16F
前大P確認、立ち中P確認…17F
立大P確認…21F
このように数字にして見てみることで、各種ヒット確認の難易度が分かってきますね。
基本的に人間の反応速度は12Fほどであると言われており、スト5においては遅延がある(特にPS版の遅延は大きい)のでそれを加味すると、15Fがヒット確認出来る限界と言われています。15Fのヒット確認で有名なのはキャミィの中足ですね。
(※なお、PC版でかつ垂直同期を切った状態だと、14Fないしは13Fのヒット確認も可能であると言われています。)
ただ、PC版だとしても、15Fのヒット確認を実戦で安定させるのはかなり難しく、現実的な話では16,17Fあたりからが、一般ピープルでも実戦で狙っていきたい範囲だと思います。
16Fのヒット確認で有名なのは豪鬼やリュウの中足、キャミィの大P、17Fではかりんの中足などがよく目にしますね。
つまりナッシュにおいては、前中Kや中サイスのヒット確認はPC版でかなり頑張らないとできないレベルで、屈大P確認や前大P確認からは実戦投入していきたい所、というような感覚になります。
ヒット確認のコツ
そもそもヒット確認をする時は、どのようなやり方でやると良いのでしょうか?
まず基本的なこととして、ヒット確認とは、技がヒットしたら次にコンボになる技を出して、ガードされていたら出さないというテクニックです。
これをやりやすくする為に、いくつかのコツがありますのでお伝えしていきます。
①レバーのコマンドを作っておく
これは基本中の基本ですが、ヒット確認の際には、確認する技を出したら、すぐにヒットした時につなぐ技のレバーのコマンドを完成させておき、あとはヒットしたのを見てボタンを押すだけの状態にしましょう。なぜならヒットしてからコマンドを作っていては間に合わないことが多いからです。
例えば、ナッシュの立ち大Pでヒット確認したい時は、立ち大Pを押したら、素早く次につなぐ大サイスのコマンドのレバー部分(竜巻コマンド)を完成させておき、ヒットを確認したら大Kボタンを押すということです。これは必ずやるべきです。
②エフェクトで確認するか、スタン値で確認するか
次に確認のやり方の種類について書いていきます。確認方法は大きく分けて2つあり、
1つ目はヒット、ガードのエフェクトで確認するやり方です。ヒットの黄色いエフェクトが出たら技を出して、ガードの青いエフェクトが出たら技を出さない、これはかなり一般的なやり方ですね。
2つ目は、スタン値で確認するやり方です。技がヒットした時に増えるスタンゲージを見て、増えたら技を出すという少しマニアックなやり方です。ちなみに、なぜ体力ゲージではなくスタンゲージで確認するのかといえば、体力ゲージは必殺技や中攻撃以上通常技の場合、ガードした時にも減ってしまうからです。
この2つはどちらがベストというわけではなく、それぞれに利点と欠点があるので、状況によって使い分けましょう。以下にそれぞれの利点と欠点をまとめておきます。
エフェクト確認
利点
・キャラクターから大きく目を離すことなく確認できる
・キャラクターを見ているので、空中ヒットだった時に技を出さない、ということができる。
欠点
・ヒットでもガードでも種類は違うものの、エフェクト自体は出てしまうので、判断に時間がかかる。
スタン値確認
利点
・スタン値が動いた時だけボタンを押せば良いので、シンプルで素早く反応できる。(≒猶予の少ない高難易度のヒット確認に適している)
欠点
・スタン値が画面の上の方にあるため、キャラクターから大きく目をそらして確認する必要があり、その間、相手の動きを見るのが難しくなる。
・スタン値のみ見ていると、空中ヒットだった時にも技を漏らしてしまう。
・スタンゲージが回復している時は確認がやり辛くなる。
こんな所でしょうか。大雑把に言うと、
エフェクト確認出来るならエフェクト確認した方が良いが、難しいならスタン値確認の方がやりやすい。
と言う感じですね。
こんな感じでヒット確認についてまとめてみました。重要な技術なので、練習して是非実戦でも使って見ましょう!
それではさよなら!
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