【寝台列車】Thello ヴェネツィア発→パリ行き 乗車レビュー

寝台列車Thello 旅行
寝台列車Thelloの外観

はじめに


こんにちは、天野です。

今回はヴェネツィアからパリをつなぐ寝台列車「THELLO」についてのレポートを書いていきます。

結論から言います。

「Thello」は、寝台列車としてのロマンも楽しめつつ、1万円ほどでヴェネツィアからパリまで寝てる間に移動できて、おまけに宿代まで浮くため、実用性の面でもかなりおすすめです。

まず、thello の基本情報について

「Thello」はイタリアのヴェネツィアとフランスのパリを結ぶ夜行列車で、毎日運行しています。夜の19:00ごろにヴェネツィアを出発し、約12時間半かけて、翌朝9:30ごろにパリGDL駅へと到着します。

※パリGDL駅のGDLは「リヨン方面行きの駅」という意味合いで、パリ北駅やパリ東駅より少し南側にあります。

ここからはthelloの利用手順を自分自身の体験に沿いながら、以下のような順に紹介していきます。

  1. 予約
  2. 乗車
  3. 室内設備
  4. 食堂車
  5. 下車

①予約

Thelloの予約画面
Thello公式サイトの予約画面

まず、予約に関してですが、専用のサイトがあるのでこちら↓から予約できます。

Take the train to travel between France and Italy| • Thello
Travel between France and Italy! All on our trains. Paris / Dijon - Venice by night train. Marseille - Milan via Nice by direct train.

分かりやすいUIですし、英語なので、グーグル先生の翻訳機能をうまく使っていけば予約できるかと思います。

※一応駅でも買えるらしい。少なくともパリGDL駅には専用の券売機を確認済み。

ここで注意したいのは、発着駅と座席のタイプの選択です。

まず発着駅ですが、ひとくちにヴェネツィア駅と言っても2種類あり、「ヴェネツィア・サンタルチア駅」と「ヴェネツィア・メストレ駅」が存在します。

我々の訪れるいわゆるヴェネツィアは「ヴェネツィア・サンタルチア駅」です。

間違えないようにしましょう。

次に座席タイプについてですが、thelloには大きく分けて3つの座席タイプがあります。

6人部屋

4人部屋

1-3人部屋

です。

6人部屋と4人部屋は部屋の作りが一緒で、6人部屋は3段ベッド×2、4人部屋は2段ベッド×2といった感じです。男性女性専用部屋などもあるので、予約の際にチェックしましょう。

また、6人部屋の場合は3段ベッドのため、一番上の段でないとなかなかスペース的に厳しそうです。

1-3人部屋に関しては各部屋にトイレとシャワーが付いているようです。高級ですが、3人ならコスパが良いですね。

参考までに今回自分が予約した4人部屋(部屋の構造自体は6人部屋と同じはず)の画像を貼っておきます。

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4人部屋の内装

予約したら確認のメールと共にPDFファイルが送られてくるので、これを印刷することをおすすめします。プリンターのない方はコンビニのネットプリントが便利です。

②乗車

欧州の電車は、遅れることが当たり前みたいなところがありますが、一応出発時刻の少し前には駅に行きましょう。

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ヴェネツィア駅構内の電光掲示板

上の写真はたまたまブルスクになっていたので冗談で撮った電光掲示板ですが、本来はこの画面に電車の時間と行き先、遅れ、何番線から発車するか、などが書かれています。

何番線から発車するかは、直前にならないと表示されることがあるので画面をチェック出来る位置で待つのがおすすめです。

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19:13発パリ(GDL)行きのThello

無事電車が到着したら乗り込みます。

チケットに書いてある番号の車両に向かいましょう。わからなかったら車両の前に立っている乗務員の方に聞けば良いです。

乗務員の方は、基本的に各号車の前にいるで、チケットを見せて車内に入ります。

③室内設備

中はこんな感じです。

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Thello車内廊下の様子

部屋に入るとこんな感じ。(4人部屋)

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4人部屋の内装

ウェルカムセット?として、スパークリングワイン(白)、野菜ジュース、スナック、ウェットティッシュが箱に収まっています。

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ウェルカムセット

また、各車両には2つのトイレと1つの洗面台があります。(1-3人部屋は各部屋にあるらしい)

席の上にはシーツと枕とブランケットのセットがビニールにつつまれて置いてあります。

寝るときはこれを開放して使うのですが、シーツは明らかにサイズが小さいです。

寝具セット

さて、発車してしばらくすると、乗務員さんがパスポートを回収しに来ます。イタリアからフランスの移動にパスポートは要らないような気がしますが、道中スイスを少し通るため必要だという話があります。(確証はありません。)

パスポートの代わりにと言ってはなんですが、朝食のチケットを渡してくれます。

④食堂車

当たり前ですが、発車してしまえば夜行列車で特にやることはありません。

私達は夕食を食べていなかったので、食堂車に行くことにしました。

食堂車はいわゆる一等車(1-3人部屋)の近くにありました。

こんな感じです。

食堂車の様子

奥に部屋に簡単な料理をテイクアウトできるバーもあります。

席を確保してウェイターさんを呼ぶと、メニューを渡してくれます。

イタリアとパリを結ぶ電車なので、イタリア料理とフランス料理のどちらも味わえる…

はずだったのですが、電気系統のトラブルによってほとんどの料理が食べられないと言われてしまいました…。

鴨のコンフィを注文するつもりだったのに…。

仕方なくサンドイッチを食べたのですが、ハムチーズサンドがとても美味しくて満足しました。

ハムとチーズがそれぞれ入っている一般的なハムチーズサンドではなく、ハムにかかっているソースが、チーズをベースにしたソースという感じでした。

このような電気系統のトラブルは、しばしばあるようで、他の方が書かれたthelloのレポートでも遭遇しておられました。

そんなこんなで部屋に帰り、就寝して朝になりました。朝食のチケットを持って食堂車に行きます。

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朝食の引換券

クロワッサンとコーヒーをそれぞれ選べます。

自分はチョコクロワッサンとカプチーノにしました。なぜかオレンジジュースももらえました。

チョコクロワッサンとオレンジジュース

⑤下車

朝食を食べて部屋に戻り、車窓を眺めていると、そろそろ到着の時刻…

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フランスの車窓

ではなく、1時間ほど遅れると乗務員の方から伝えられました。

こちらも予定通り着くとは思っていないので、想定内です。

くれぐれもタイトなスケジューリングは控えましょうね。

結局電車は遅れを挽回し、30分遅れでパリのリヨン駅(GDL)に到着。

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パリGDL駅

自分は、夜行列車なんて日本でも乗ったことがなく、加えて列車で国境を超えるなんて貴重な経験が出来ました。

まとめ

1万円ほどでヴェネツィアからパリまで寝てる間に移動できて、おまけに宿代まで浮くので、実用性の面から見てもかなりおすすめです。

みなさんも良かったら使ってみてください。

それではさよなら!

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