はじめに
こんにちは天野です。
突然ですが、自転車っていいですよね。
移動するのに便利な上に、運動にもなって一石二鳥です。
しかし、徒歩や電車移動に比べた自転車移動中の致命的な欠点と言えば、
「普通のイヤホンを付けられないから運転中の時間に好きな情報を摂取できない。」
ですよね。
そんな問題を解決するのが今回紹介する骨伝導イヤホン
AfterShokz社の「AEROPEX」です。
骨伝導イヤホンとは
そもそも骨伝導イヤホンとは何かというと、
耳の穴に装着する通常のイヤホンと違い、こめかみに装着して骨に振動を伝えることで、音声を伝えるイヤホンです。
「いやそんなんで聞こえるの?」
と思われるかもしれませんが、これが問題なく聞こえるんですね。
最大の利点は耳の穴をふさがないので外音も聞き取れることで、
これは自転車乗車中だけではなく、ランニングなどの運動時にも適していると言えるでしょう。
※自治体によっては外音を聞き取れるかにかかわらず、自転車乗車中のイヤホン着用を禁止しているところもあるみたいなので、利用する際は確認してみてください。
AfterShokz社について
そんな骨伝導イヤホンの中でも今回私が購入してみておすすめだったのが、
AfterShokz社の「AEROPEX」です。
そもそもAfterShokz社とはアメリカの企業で、骨伝導イヤホン市場におけるリーディングカンパニーです。
元々軍事、警察用に開発された骨伝導特許技術を転用し、スポーツやアウトドア用として一般の消費者向けに再設計して商品を開発しています。
ちなみに、昨年2020年、日本国内で骨伝導イヤホンの売り上げの8割以上がAfterShokz社の製品だったほどです。
※以下ソース記事(AfterShokz社の日本総代理店による調査なので、多少バイアスなどあるかもしれませんが…)
まあとにかく、骨伝導イヤホンと言えばAfterShokz社って感じです。
そんなAfterShokz社が誇る骨伝導イヤホンのフラッグシップモデルが、
「AEROPEX」
なんですね。次の項からは「AEROPEX」開封の様子と内容物確認、そして「AEROPEX」の利点を見ていきましょう。
「AEROPEX」開封の様子及び内容物確認
ではAEROPEXの開封の様子を見ていきましょう。
外箱と内箱の様子
外箱はこんな感じです。
外箱を開けると内箱が2つ出てきます。
片方にはなんとスポーツベルトが入っていました。
ランニングをする時などに便利ですね。
そしてもう一つの内箱を開くと、AEROPEXが満を持して登場しました。
箱の右側にはアクセサリー類が入っており、AEROPEX持ち運び用のポーチと、専用の充電ケーブルが二つと、耳栓が入っていました。専用のケーブルなので、2つ入っているのは助かりますね。
アクセサリー類
充電ケーブルの接続部分はマグネットになっており、近づけるとピタッとくっつきます。
充電ケーブルのつなぎ方
充電ケーブルの接続部分の横に、電源及び音量調整ボタンがあります。
というわけでAEROPEXの開封及び内容物確認はこんな感じです。
豊富なアクセサリー類に気配りを感じて開封が楽しかったですね。
「AEROPEX」の利点6選
「AEROPEX」の利点について以下にまとめましたので、それぞれ紹介していきます。
- 骨伝導イヤホンなのに音が良い
- 音漏れ全然しない
- 激しい運動をしても外れない
- 軽いので長時間つけていても疲れず、Web会議も快適
- IP67の防塵防水性能でシャワーしながらでも使える?
- バッテリーが8時間持つ
骨伝導イヤホンなのに音が良い
これは実際に使ってみて驚いたのですが、「AEROPEX」は音がとても綺麗です。
もちろん耳の中に入れるカナル型のイヤホンと比べれば劣りますが、
中音域は下手すると互角と言えるのではないかというくらいに良いです。
そのため、音楽で言えばボーカルの声、ニュースであればアナウンサーの声などが聞きやすく、
自転車に乗りながら情報を収集するという目的には最適です。
ただ、やっぱり低音は少し物足りなく感じますが、
これは普通のカナル型イヤホンと比べた時の話であって、
骨伝導イヤホンとしては総合的に凄まじいクオリティであることは間違いないと思います。
音漏れ全然しない
音漏れは骨伝導イヤホンの大きな懸念点でしたが、結果的にほとんど心配いりませんでした。
イヤホンにかなり耳を近づけないと、漏れた音は聞こえませんでした。
もちろんカナル型イヤホンに比べたら多少は音漏れしますが、
街中で使う分には全く問題ないレベルだと個人的に思います。
気になりそうな場面としては、静かなエレベーター内くらいですかね。
激しい運動をしても外れない
これは流石はスポーツ用に設計されているイヤホンだと思いました。
しっかりと眼鏡のように耳に引っかかって固定されるため、首をブンブン振ってみてもズレる気配はありませんでした。
だからといって締め付けがキツいということも無く、ちょうど良い感じです。
また、画像を見てもらえば分かると思いますが、しっかりと耳の前後両方に引っかかっているため、
前後移動でもすっぽ抜けることはありません。
あと、眼鏡をかけながらの装着についてですが、私の場合は特に干渉することなく付けられました。
ただ、眼鏡の”つる”の部分が太いタイプの眼鏡だとどうなるか微妙ですが、
「AEROPEX」の耳にかかる部分はかなり細いため、おそらく特に問題はないと思います。
軽いので長時間つけていても疲れず、Web会議も快適
「AEROPEX」の重量はなんと26g。
重さとしては10円玉約5枚分で、これが両方の耳に分散して支えられているわけですから、かなり軽いです。
長時間装着していて疲れるということも特になく、快適です。
そのため、現在コロナ禍で増えているWeb会議などで使うのもおすすめです。
Web会議がいくつか重なったりして、ヘッドホンやイヤホンを長時間つけていると結構疲れると思いますが、「AEROPEX」ならその疲れを低減することができます。
IP67の防塵防水性能でシャワーしながらでも使える?
防水などの性能を表す際によく見る「IP〇〇」という表記は何かと言いますと、
防塵と防水の規格で、前の数字が防塵、後ろの数字が防水性能を表します。
「AEROPEX」の防塵、防水性能を表す数値はIP67です。
つまり、IP67とは
「防塵性能が6」
「防水性能が7」
という意味です。
それぞれどのくらいの性能か説明すると、
防塵「6」に関しては、6段階評価の最上位であり、「完全な防塵構造」を有するとされ、「粉塵の侵入が完全に防護されている」状態です。
防水「7」は、8段階評価の上から2番目であり、「規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない」性能を有し、テストの方法としては「水面下・15㎝〜1m、30分間」の基準をクリアした製品に認定されます。
※以下防水防塵規格を調べるにあたり参考にした資料のURLです。
https://www.ip68.jp/technicalguide/pdf/PP%20IPtoukyu.pdf
簡単にまとめると、AEROPEXの防塵防水性能は、
完全な防塵構造を持ち、防水に関しても30分まで浅瀬に沈めても大丈夫ということです。
さすがはスポーツ利用を想定しているだけありますね。
そのため、シャワーなどをしながら聞くこともできるかもですね。
※推奨はされないと思いますが。
バッテリーが8時間持つ
最後の利点として、バッテリー持ちの良さを挙げたいと思います。
バッテリーはフル充電で8時間持つので、日中ずっと装着していても安心です。
これを装着して自転車を漕いでいたら、充電が切れるより先に自分の体力の限界が来ると思います。
以上が、「AEROPEX」の利点6選でした。
自転車やランニングが趣味だったり、Web会議の機会が多い方には特におすすめです。
ぜひ使ってみて下さいね
ではまた!
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